明細書の発行について
当院では、医療の透明化や患者さんへの情報提供を積極的に推進していく観点から、2022年4月1日より、領収証の発行の際に、個別の診療報酬の算定項目の分かる明細書を無料で発行することといたしました。
また、公費負担医療の受給者で医療費の自己負担のない方についても、2022年4月1日より、明細書を無料で発行することといたしました。
なお、明細書には「使用した薬剤の名称」や「行われた検査の名称」が記載されます。 その点ご理解いただいた上で、明細書の発行を希望されない方は、ご家族の方が代理で会計を行う場合のその代理の方への発行も含めて、会計窓口にてその旨をお申し出ください。
指定医療等
- 保険医療機関
オンライン資格確認について
当クリニックではマイナンバーカードを保険証として使用でき、オンライン資格確認をおこなっています。
令和6年12月2日から、保険証の新規発行は行われず、原則的にマイナンバーカードが保険証の代わりとなります(マイナ保険証)。その後1年の猶予期間後、現在の保険証は廃止されマイナ保険証に一本化されます。小児に関しても同様ですのでお早めにマイナンバーカードを取得するようにしてください。そしてできるだけ早くマイナ保険証の使用に慣れていただくのがいいと思います。
当クリニックでは今後マイナ保険証の利用を推し進めていきます。
マイナンバーカードのICチップ、または健康保険証の記号番号等により、
オンラインで患者様の加入している医療保険や自己負担限度額等が分かるようになります。
また、マイナンバーカード利用での本人確認を行うと
医療機関や薬局においての特定検診等の情報やお薬の情報が分かるようになり、
より良い医療を受けられる環境となります。
取得する情報と活用は以下のとおりです。
- 薬剤情報を確認し重複投与がないようにします。
- 特定健診の結果を診察時の判断や処方薬を選択する時に活かします。
マイナンバーカードをお持ちの方は受付時にご提示ください。
電子処方せんについて
当院では、電子処方せんをご利用いただけます。
電子処方せんは、これまで紙で発行していた処方せんを電子化したものです。
メリットは以下のような内容があります。
- 複数の医療機関・薬局間で情報共有し同じ成分のお薬や、よくない飲み合わせのお薬の処方を防ぎます。
- マイナポータルでご自身の直近のお薬状況が確認でき、飲み合わせの確認など日常生活でのお薬のリスクを抑えます。
- 処方せん情報をあらかじめ薬局に送ることができ、お薬の受け取りがスムーズになります。
電子処方せんの利用についてはマイナ保険証のご利用が便利です。ご来院時にはマイナンバーカードをご持参いただき、オンライン資格確認にご協力をお願いいたします。
当院から処方する医薬品について
一般名処方の取り組み
現在、一部の医薬品の供給が不安定な状況が続いています。そのため、当院では、ジェネリック医薬品(後発医薬品)の使用促進を図るとともに、医薬品の安定供給に向けた取り組みなどを実施しています。
当院では、後発医薬品のある医薬品について、特定の商品名ではなく、医薬品の有効成分をもとにした「一般名処方」を行う場合があります。「一般名処方」により、医薬品の供給不足が生じた場合であっても、必要な医薬品が提供しやすくなります(※)。一般名での処方について、ご不明な点などがありましたらご相談ください。
- 「一般名処方」とは、お薬の有効成分をそのままお薬名として処方することです。これにより、供給が不安定な医薬品であっても、有効成分が同じである複数の医薬品から選択することができ、患者さんに必要な医薬品を提供しやすくなります。